出会い大切に楽しいRCを ガバナー補佐に就任する坂野氏
RI(ロータリーインターナショナル)2500地区第1分区のガバナー補佐に7月から就任する稚内南ロータリークラブ元会長の坂野泰雄氏(76)が18日、稚内プレスの取材に対し「人との出会いを大切にガバナー(小谷典之帯広西RC会長)を補佐し、会員相互の親睦と奉仕の精神を深めて行きたい」と抱負を述べた。
坂野鉄工社長の父親が昭和51年亡くなり26歳で社長職を継いだ坂野さんは途方に暮れる日々であったが、富田正四郎さん(富田組初代社長)、石塚宗博さん、牧野武太郎さんの支援もあり社業を発展させ昭和40年代後半の住宅ブームによる戸建て住宅ベランダの発注などあり坂野鉄工を盤石な経営体制にした。
南RCには平成3年に入会し、20年後の同23年には会長を務め今に至る。入会した当初は「奉仕活動を実践するも会員の皆さんから学ぶことがたくさんあった」と話し、最初の社会奉仕で稚内はまなす学園を慰問した時の様子は印象的で、園生の喜ぶ姿に人との繋がりの大切さに触れ「己だけでない」社会のありようを体得したという。
「一会員として感じた〝楽しみ〟をガバナー補佐としてロータリアンに浸透するよう努めていきたい」と最後に話していた。