氾濫地域に2段土のう クサンル川 防災工事とは別の応急対策

 こまどり1と緑1の住宅街の境を流れるクサンル川で、川の氾濫を防ぐため土のうの設置作業が行われている。
 数年前から川の拡幅やカーブをなだらかにするなど防災工事が施工されているものの、未施工の場所では大雨の度に川が氾濫し、住宅で床下浸水するなど被害が出ている。
 今年は応急対策として昨年までは一つだった土のうを2段積みにすることで川の氾濫を防ぐ維持工事が14日から始まり、大信建設の作業員が川の片側に一袋高さ1・1㍍、重さ1㌧ある土のうを100㍍の区間で設置している。
 作業は17日までに終える。
 稚内建設管理部によると、クサンル川の防災工事はあと10年ほどかかる見通しにある。

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