時の話題 「最後っ屁あるかな」
全日空の東京直行便が1日から一日2便になり、FDA(フジドリームエアラインズ)のチャーター機も11日から就航し、稚内など北宗谷観光たけなわの感。それに大型クルーズ船「にっぽん丸」も寄港するなど空海陸とも交通路線は1年で一番の繁忙期に。
コロナ禍明けとは言いながら未だ感染者は少なからずいるも警戒感は薄れ日本国民の熱しやすい国民性が如実に現れている。
ウクライナやパレスチナ自治区ガザでの戦火は距離的に遠く離れており他人事とは言え、このはしゃぎようはどうにかならないものか。人を思いやるなら少しは自重したらどうなのかと高僧が異を説えようが、右から左の声通りが良く日本列島狂騒曲は夏イベントお盆に向い衰える気配はなさそうだ。
パーティー券裏金で端を発した政治資金規正法(浄化法)は衆議院は通ったものの、参議院は波乱含みで、衆院で自民党案に賛成した日本維新の会は自民党を嘘呼ばわりし、まるで子どもの喧嘩並みに。子どもの喧嘩の方がはっきり白黒つき増しなのかも知れない。
国政のドタバタを尻目に都知事三選めざす小池百合子氏が立候補宣言し、都知事選の方に右倣えの状況に、この国の民の阿呆さ加減を見る思いがする。
都政トップの椅子に誰が座ろうが他の街の人間には関係なく、学歴詐称の〝化粧ダヌキ〟と「一番でなくてもいいでないですか」と才女ぶる女同士の相克は正にどうでもいいことだ。
9日総裁選向け座して死を待つ筈がない岸田総理の次の一手は。最後っ屁あるかもね。