時の話題 「映画祭10周年」
今週末の15日~16日にかけ白夜映画祭が開催される。10回目の節目を迎え日本アカデミー賞ノミネート作品など8作品と稚内出身の尾崎雄貴・和樹を中心にしたロックバンドGalileo Galilei(ガリレオガリレイ)の劇場版作品が上映される。
各作品上映ごとに映画鑑賞券など当たる抽選会並びに9作品全て鑑賞した人には映画鑑賞券が贈られる。
会場にはWCFわっかないコーヒーが出店するほか、15~23日まで映画鑑賞券半券1枚(3名まで)につき「みどり湯」の入浴料が半額になる協賛イベントがある。
わっかない映画祭実行委員会(横田耕一会長)主催し開催されるのだが、市民の皆様ご承知のとおり映画館(T・ジョイ稚内)は藤建設が営業しており、映画祭も実質、同社が担っている。
藤田幸洋会長が社長時代、事あるごとに「映画の灯を再びともしたい」とした夢が実りキタカラの一角に3上映館を有するシネコンをつくり12年経ち、2年後には映画祭を始め10年目を迎えた。
映画館の収支は悪くはないものの、黒字までには至っていないよう側聞するが、藤田現会長らの「映画の灯を消さじ」という頑張りが各方面に浸透し、映画祭への協賛は100社を超えるという。
稚内市との契約期間はあと8年。更新されるのか注目されるが、続けようが止めようが藤建設が果たした役割は大きい。継続する絶対条件は家賃をダウンすることである。
アレコレあるものの映画祭を続けてきたことに敬意と感謝を示すものである。