全道高校サッカー開幕 稚内と枝幸で開催 稚内から稚高と大谷高出場
10年ぶりの稚内開催となった第77回北海道高校サッカー選手権大会・第13回北海道高校総体女子サッカー競技兼全国高校サッカー競技北海道予選会が、12日から富士見球技場など稚内市内の3会場と枝幸で開幕。選手たちは福島県で開催される全国大会を目指し熱戦を繰り広げている。
稚内開催は男子が2004年、14年に続き3回目、女子は14年に続き2回目となる。名寄支部予選で優勝した稚内大谷高開催地枠として稚高、女子は稚高が旭川南と合同でチームを組み出場するなど、各支部代表の男子24チーム、女子12チームの36チームが出場した。
大会は14日の3回戦まで稚内、枝幸会場で行い、18日の準決勝、19日の決勝戦は札幌で行われる。
富士見球技場での男子1回戦は地元の稚内と強豪校の札幌光星が対戦。朝から降っていた雨は止み、選手たちは父母らの声援を背に懸命にゴールを目指していた。
試合前、稚高の矢橋校長は本紙の取材に「 地元として地の利を活かして精一杯頑張ってほしい。選手たちは悔いないよう力を発揮してほしい」とエールを送っていた。