コロナの影響残り厳しく 政策公庫支店 道北企業調査
日本政策金融公庫旭川支店は、道北地方にある小企業の景気判断調査をした。今年1~3月実績と4~6月見通しをまとめたもので取引先企業73社のうち51社(有効回答率69・9%)が回答した。
1~3月は新型コロナウイルス感染症の影響で依然として厳しい状況にあるとし▽業況判断DIマイナス24・0(5年10~12月の前期対比11・0㌽低下)▽売上DI同18・4(同4・8㌽低下)▽採算DI同20・4(同18・2㌽低下)▽資金繰りDI同12・0(同3・3㌽低下)とした。
業種別では▽建設業マイナス33・3(同16・7㌽上昇)▽製造業同14・3(同26・8㌽低下)▽運輸業0・0(同変動なし)▽卸売業マイナス33・3(同50㌽低下)▽小売業同18・8(同1・2㌽上昇)▽飲食業0・0(同14・3㌽低下)▽サービス業マイナス66・7(同13・3㌽上昇)
経営上の問題点として挙がったのは売上不振32・0▽求人難26・0▽原材料高14・0。
4~6月見通しも厳しい意識にあり、売上DIの0・0㌽以外は8~10・2㌽の前期対比低下になる推量している。
業種別では運輸業の100㌽、飲食業の22・2㌽アップを除き建設、製造、卸売、小売サービスともマイナスの見通しにある。