HAPがタイの旅行会社招待 富裕層向けにPR
北海道エアポート(HAP)はインバウンド需要開拓の取り組みとして、9日~13日まで稚内・利尻・礼文などにタイの旅行会社を視察旅行(ファムツアー)に招待する。HAP観光開発部の担当者は「道北まで足を延ばすタイの旅行者がは少ない。この地域の魅力を伝え旅行者を増やしたい」としている。
サマーダイヤ運航となったタイのバンコク~新千歳空港線の搭乗率向上の取り組みとして、今回は道内に向けタイで富裕層をターゲットにした旅行商品を造成している担当者2人を招く。
9日は稚内を訪れ宗谷岬や宗谷丘陵の白い道、稚内公園、ノシャップ岬など見学。10日は利尻島、11日礼文島、12日名寄、13日札幌、14日に新千歳空港から帰国する。
HAPの担当者によると、南国で雪が降らないタイの旅行者は冬場に北海道の雪を見たくて来ることはあったが夏の北海道を選ぶことは少なかったようで「富裕層などは北海道のウニなど海産物を好み、これから需要が伸びる可能性を秘めている。この視察旅行をこれからに繋げていきたい」としている。