1番草収穫始まる 酪農地帯 今週から更喜苫内など

 稚内の酪農地帯で1番草刈りが始まり、早い所ではサイレージロール作りも進んでいる。
 5月後半は低温注意報が発表され、日中の最高気温でも10度を下回る日が続いたが、今月に入り晴れた日の気温が15~20度まで上がり暖かい日が続いたこともあって牧草も成長し、サラキトマナイなどでは3日から収穫作業を始めた。
 晴れ間が広がった6日、トラクターで刈り取り作業を始めたサラキトマナイの酪農家は「先週にまとまった雨が降ったあと、今週に入って気温が上がり始めたと同時に草も一気に伸びた。1番草として今がタイミング的には一番良い」と話していた。
 北宗谷農協酪農家の1番草刈りは7月上旬まで行い、サイレージや乾燥ロールなどにする。