露ウ戦火 喧嘩両成敗に 来社した鈴木参議

 3日、鈴木宗男参議(76)が稚内プレス社を訪れ、「稚内にとってサハリンとの交流は大事なことで、ウクライナでの戦火で一方的にロシアを批判するのは間違いだ」などと怪気炎をあげた。
 3日午後から利尻富士町で開かれる全国離島振興協議会総会に出席するためフェリーに乗船する前の時間を利用し来社したもので、「喧嘩(ロシアのウクライナ侵攻)というのは両成敗であり、一方だけ批判するのはおかしいのでないか」と持論を展開。過日、岸田総理に会った際、12日からイタリアで開かれるG7サミットで停戦を呼びかけるよう進言したという。
 最後に「政治家には義理・人情がなければならない。小選挙区制が政治家をダメにしている」と苦言を呈していた。