東京便、お出迎え 市など関係者 6月から2便運航

 稚内空港の東京直行便が1日から2便運航となり、2便目の到着後、稚内市や稚内観光協会など関係者20人余りが乗客を出迎えた。
 東京を出発し1日午後2時30分過ぎに稚内空港に到着した全日空機(194人乗り)をウォーターアーチで歓迎したあと、飛行機から降りた乗客168人を、川野副市長や中場稚内観光協会長、ゆるキャラの「りんぞうくん」、「出汁之介」、観光関係者が「稚内へようこそ」などと書かれた横断幕を手に出迎え、観光パンフレットや珍味などが入ったノベルティーグッズを配った。
 今年も9月末まで東京便は2便運航となり本格的な観光シーズンを迎えたことに、中場会長は「コロナが明け少しずつ団体客や個人客も通常に戻りつつあることを嬉しく思います。2便体制となって多くの人に足を運んでもらい、稚内の魅力を知ってほしい」と話していた。
 東京から訪れた夫婦は「最高の天気で、稚内の方に歓迎していただき嬉しかったです。稚内でウニ、タコしゃぶを食べるのを楽しみに来ました」と話していた。