市長らクリーン作戦 声問海岸 53団体から350人参加

 環境美化運動「クリーンアップわっかない」として2日、声問海岸でクリーン作戦が行われ、参加した市民が晴天の下、漂着物など1・3㌧分のごみを集めた。
 平成20年から続けているが、昨年は雨で中止され2年ぶり15回目となるクリーン作戦に参加した53団体から350人余りの市民を前に、工藤市長の「先月は宗谷地区の皆さんが中心となって宗谷路クリーン大作戦を行って頂きました。声問海岸は稚内の一大観光スポットの宗谷岬に続く通り道であり、多くの観光客の皆さんが記憶に残る旅になるよう清掃活動に協力をお願いします」と挨拶のあと、参加者は山本建設事業所裏から海岸沿い1㌔の間に落ちていたプラスチック容器や空き缶、ペットボトルなどのごみを袋いっぱいに拾い集めた。
 声問海岸は市内の奉仕団体などが毎年、清掃活動をしていることもあり、年々ごみの量は減っており、クリーンアップ作戦として令和2年に声問で実施した時より、今年は300㌔ほど少なかった。