天北堆

 道新によると、サハリン航路復活の計画あるよし。復活すれば18年9月以来6年ぶりになり喜ばしいことだが、ロシアのウクライナ侵攻に出口が見えない中、工藤市長はじめ稚内市民の心境は複雑なところか◆計画によると、網走沖の流氷観光船として活躍していた「おーろら2」(489㌧)を使いコルサコフ間で旅客船を運航するようだが、同船は今ベトナム企業が所有しているなど問題があり実現するには紆余曲折がある◆稚内にとって同航路復活は戦禍の今は無理筋とはいえ未来では命運を握っている。