天北堆

 将来、南極観測隊員めざす国立極地研究所研修生として市は職員の鎌田隆雅さんを派遣することにした。1年間の研修を経て南極に赴くことになるが、何か不測の事態でも起こらない限りほぼ1年後には越冬隊員になることだろう◆樺太犬のタロとジロが訓練した場所として稚内市と南極との係わりは深く、市職員として3人目、市立病院の髙木知治医師も派遣されている◆鎌田さんが南極越冬隊員の夢を抱いたのは南極経験のある市川正和さん=市人事厚生課長=の薫陶が大きかったようで歴史が引き継がれる。