新組合長に平野氏 北宗谷農協 当期剰余金1億5100万円
昨年3月に北宗谷農協(豊富)と稚内農協が合併して誕生した北宗谷農協の総会がこのほど開かれ、事業報告、今年度事業計画を承認。終了後の理事会で任期満了に伴う役員改選で旧豊富農協時代から4期11年間組合長を務めた高谷優氏(72)の後任に平野正志氏(69)を選任した。
昨年度の販売取扱高は事業計画比3・6%増の172億9700万円だった。主力の生乳の生産量は2・1%減の12万8200㌧、販売高は0・8%増の138億7500万円だった。組合員数の減少などで生産量は減少したものの、乳価の値上がりで販売高は増加し事業利益は前年比2・8倍の1億4100万円、純利益に当たる当期剰余金は同2・5倍の1億5100万円だった。
今年度の事業計画は販売高167億7000万円、事業利益4200万円、当期剰余金4600万円、生乳生産量13万2800㌧を計画している。
ほかの役員は次の通り。
▽副組合長 工藤良幸、石田晃▽常務理事 安田則昭、一橋明▽理事 梶原洋樹、柳楽雅秀、渡邊敏司、朝日理、大硲秀幸、早﨑栄一、中谷清希、久世亮▽代表監事 萩原義広▽常勤監事 本田一男▽監事 白崎義文、菅原孝博。任期は3年間。