ガリンコ号Ⅲ 稚内回航 港湾施設 乾ドックに入渠し整備
紋別市の砕氷観光船「ガリンコ号ⅢIMERU」(366㌧)が31日、稚内港湾施設の乾ドックに入渠した。
紋別市の第3セクター「オホーツク・ガリンコタワー社」が所有するガリンコ号Ⅲは3月末で冬季運航を終え稚内で定期検査を受けるため30日午後3時前稚内港に入港した。
別のガリンコ号は紋別で整備をしているが2020年1月から就航しているガリンコ号Ⅲは船体が大きいため毎年、冬季運航を終えると技術力が高い稚内港湾施設で定期検査を受けており、6月下旬まで点検・整備し塗装などを行う。
ガリンコ号Ⅲは7月以降、紋別沖で行われているホタテ漁を間近で見る夏のクルージングツアーの出番を控えており、港湾施設従業員は「冬の運航で分厚い流氷により塗装が剥がれた部分も多くある。安全運航のためチェックし引き渡し出来るようしっかりとメンテナンスしたい」としている。