海友会の中澤和一会長が百年記念塔来館者に獅子舞披露
稚内海友会の中澤和一会長(76)が26日、北方記念館・開基百年記念塔の来館者に獅子舞を披露し子どもたちの健やかな成長を願った。
北方記念館で底引き網漁などの写真展を開催していた中澤さんに解説などを依頼した港地区にある金光教少年少女会が稚内公園をコースにした春の行事「ウォークラリー」を26日に行うのに合わせて2歳~高校生らと引率者20人余りが北方記念館に来館。写真コーナーの前で法被姿の中澤さんは底引き網漁全盛期の様子を写真を使いながら説明し、子ども達にモールス信号で自分の名前の打ち方などを教えた。
市内の幼稚園などで20年以上前から故郷気仙沼の虎舞(獅子舞)を披露している中澤さんは、音楽に合わせながら子どもたちの頭を噛むような仕草をし毎日健康で過ごせるよう願うと共に獅子舞の動かし方などを教えた。
子どもたちが興味津々の様子で獅子舞を楽しんでる様子にに、中澤さんは「人と人との触れあいを楽しみながら毎日、元気に過ごしてください。私も楽しい思い出になりました」と話していた。