スキー場跡、みどりスポーツパークで植栽 市植樹祭とライオンズ国際協会植樹祭
稚内市主催の第51回市民植樹祭が26日、稚内公園の旧スキー場跡地で行われ、参加した市民はミズナラなどの苗木182本を植栽した。
参加した南RCや稚内RC、山本建設など10団体と個人合わせて61人を前に、工藤市長が「この街の緑化の推進、緑と共存することによる環境保全などを求めて毎年、市民植樹祭を開催していますが多くの皆さんに参加して頂きお礼を申し上げたい。将来に亘って緑豊かな街を残していけるようにしていきたい」などと挨拶した。
朝から晴れ間が広がったとはいえ、冷たい風が吹く中、参加者はスコップを使って旧スキー場跡地に設けた400平方㍍の斜面にミズナラ68本、イタヤカエデ52本、トドマツ62本の苗木を「大きく育ってね」と願いを込め植えていた。
ライオンズ国際協会331―B地区第70回地区年次大会で市に贈呈された記念アクティビティの植樹会が26日、みどりスポーツパークで開かれ、稚内北斗ライオンズクラブ、稚内ライオンズクラブの会員らが赤エゾマツを植えた。
4月20日に開催された大会での「環境保護は子孫に対する奉仕になる」との地区ガバナースローガンとして実行されたもので、晴天が広がった26日、LC2団体、市教委職員30人が参加した中、地区ガバナーを務めている藤原回向さんが「未来の子供に対し、憩いの場となるよう思いを込め植樹して頂きたい。木と共に街が大きく発展することを願っております」などと挨拶した。
このあと、会員らはスポーツパークの外周の一角を囲うように30本の赤エゾマツを植えた。