外国人ツアー回復傾向 台湾などからの来市多く
GW明け以降、台湾など海外から稚内入りするツアー客が少しずつ増え、市内の景勝地を巡っている。
コロナ前の2019年5月1カ月での外国人観光客は1000人余り、台湾だけでも600人ほどが稚内入りしていたものの、感染拡大し渡航制限されて以降、皆無の状態が続いていたが、コロナが明け入国規制が解除された昨年5月以降は来日する外国人観光客が増え、稚内にも少しずつ台湾などアジア圏、ヨーロッパなどからの旅行者が多くなりインバウンド復活の兆しが見えている。
市内のホテル関係者によると、コロナが明けてから台湾と新千歳空港を結ぶ直行便が再開して以降、道内入りする台湾からのツアー客が回復傾向にあり、1週間ほどの行程で阿寒、知床、稚内、礼文などを回るツアー客が稚内入りし、北防波堤ドームやノシャップ岬、JR稚内駅や道の駅わっかないなどを立ち寄っているという。
1~2週間の間に数本のツアー客が稚内入りし、道の駅わっかないに併設するキタカラ内の土産店で買い物している。スタッフは「ツアー客も入ってきていますが外国人は個人客も多い印象がある」と話し、手応えを感じている様子だった。