これで4人目受入れ 社福事業団 インドネシア実習生

 稚内市社会福祉事業団が受け入れしたインドネシア実習生のワワ・ザフロトゥル・ズフロさん(20)の受け入れ書交付式が20日、特養老人ホーム富士見園で行われた。
 将来の人材不足に備え、事業団では2022年にインドネシア人実習生3人を受け入れており、今年度はズフロさんに続き6月に3人受け入れることが決まっている。ズフロさんは4月に入国し、埼玉で1ヶ月間の研修を終えて18日に稚内入りした。
 就労する特養富士見園の濱塚施設長などスタッフが参加した中、梅村理事長から「遠い日本へようこそ。今日からは親切な先輩や同僚たちが困り事などの相談に乗ってくれるので三年間目標が叶うよう頑張ってください」などと受け入れ書を手渡されたズフロさんは「頑張ります」などと答えていた。
 濱塚施設長によるとズフロさんは稚内入りして早々にインドネシア人の先輩介護士から手厚い歓迎を受けたことを喜んでおり、施設のスタッフも「これからは3週間ほどの介護トレーニングなど研修を受けることになるので頑張って欲しい」と大きな期待を寄せていた。