円柱型の夕日撮影 西稚内漁港で70代男性

 「丸いはずの太陽が円柱のような姿!」。市内の70代写真愛好者が16日夕方、西浜沖に沈む不思議な形をした夕日を撮影した。
 太陽光が大気と海水温の温度差で屈折して現れた現象と見られ、男性は西稚内漁港から太陽が水平線に沈む瞬間に現れる「だるま夕日」を狙っていたところ、徐々に変わった形の太陽に変化し数秒の間、長方形にも見える円柱型になりシャッターを押した。
 初めて見る円柱型の太陽に「だるま夕日は何度か撮影したことはあるが、おもしろい形だった」と声を弾ませていた。