乗客100余人 稚内到着 花たびそうや号 6月2日まで週末8回運行

 JR北海道の観光列車「花たび そうや号」が11日、旭川~稚内間の宗谷線で運行され稚内駅では到着後、おもなしイベントがあり観光関係者らが「ようこそ稚内」と100人以上の乗客を出迎えた。
 鉄道ファンから人気があり、運行3シーズン目となる今年の「花たび そうや」号は、4両編成(128席)で6月2日までの土・日曜日限り計8日間運行する。チケットは全て完売している。
 11日午後4時40分過ぎに列車が稚内駅に到着すると川野副市長ほか観光関係者50人余りが出迎え、乗客に観光パンフレットや稚内の珍味など入った記念品を贈呈し、稚内市民観光ボランティアガイドが「ようこそ最北の地 稚内市へ」と書かれた横断幕を手に歓迎した。
 帯広の家族3人で乗車していた男の子(7)は「旭川から来る途中、景色も綺麗だったし、美味しい物を食べて楽しかったです」と喜んでいた。
 12日の稚内発旭川行きの上りも多くの鉄道ファンらが乗車。稚内~豊富間で観光ボランティアガイド2人が車内で稚内の見所を紹介するガイド活動を行った。