レベルアップに尽力 稚内吹奏楽連盟の杉谷新理事長
稚内吹奏楽連盟の新しい理事長に就任した杉谷賢俊さん(52)は勤務先のエフエムわっかない事務所で本紙の取材に「稚内地区の吹奏楽のレベルアップに力を注ぎたい」などど抱負を語った。
中央小、稚中卒業後進学した東海大四高の吹奏楽部で全国大会に3度出場した杉谷さんは稚内吹奏楽連盟に入った2017年から7年間、副理事長を務め過日、開いた臨時総会で和田浩理事長の後任になった。稚内吹奏楽団では音楽監督兼常任指揮者を務めている。
少子化に伴い吹奏楽部に所属する中高生が減り、更に部活の地域移行など様々な課題に「この問題には取り組んでいかないと部活や吹奏楽人口が無くなってしまうかもしれない」と憂い、喫緊の課題であることの認識を示した上で「この問題への取組みが自分にとって一番の自分の課題で使命だと思っています」と述べていた。
稚内吹奏楽団員として「小学生に吹奏楽に興味を持ってもらえるよう体験会を何度か開きました。子どもたちに興味を持ってもらい、過去に小学校にあった金管バンドなども復活させたい」と語り、吹奏楽の魅力については「チームで協力して演奏し感動を共有できることが楽しい。色々な楽器があるところも魅力を感じます。稚内の吹奏楽界のレベルアップのため頑張りたい」と話していた。