時の話題 「GWを前にし」

 あすからゴールデンウィーク(GW)入りする。5月6日までの10日間にもなる企業や学校もあるよう。コロナ禍明けての期間だけに国内の何処も込み合うことであろう。
 ただし10連休は一部の企業と人だけで我々のようしがない会社は暦どおりどころか、プレス紙は5月6日の振替休日は休日にせず6日から平常発行する。
 御託宣だとGW期間中の天気予報は良好で気温も上がるようなので、海や川、山での事故も懸念されよう。遠出をしなければ車などの交通事故もない。とは言えど家に居たって地震に見舞われるやも知れず、安住の時はないとも言えよう。
 個人的には旅行の予定もなく、先日、北見の孫が来ていたので息子の所に行く予定もなく日がな一日、新聞とテレビを見て積んで置いた本や雑誌でも読むことにしましょうか。5月3日から3日間とはいえ退屈極まりない日々を過ごすかと思うと苛立ってしまう。
 日々の忙しさにかまけ寛ったりできなかった人生を洗濯するいい機会かも知れない。会社のことは勿論、家族のことに思いを巡らせなければなるまいし―などとせっかち癖を止め、ゆったりする好機にはしたいものだ。
 あと半年たてば古希(70歳)になる。今更だが思うのは時の速さであり、子どもの頃と大して変わりばえしない自分がいることに改めて気づかされる。
 この間の経験と言ってもたわい無いもので自らが誇張するほど地獄のような苦しみを味わってはいない。人生の最終盤に近付きつつある中にあって憂うつの日々はしばらく続きそうである。