日本の伝統文化に触れる 旧瀬戸邸で端午の節句茶会

 稚内和服でおもてなし実行委員会によるワークショップ「端午の節句茶会」が21日、旧瀬戸邸であり、参加した市民らは茶を楽しみ日本文化に触れた。
 旧瀬戸邸の歴史を学び日本の年中行事を楽しむ機会として、午前と午後の2回に分け開かれ、稚内はじめ浜頓別などから12人参加した。
 参加した市民らは代表の竹内ひとみさんから端午の節句は本来、女性のお祭りから始まったという起源があり時代の変化の共に変化し今の男子の成長を願う行事になったこと。端午の節句の日に子孫繁栄や家内安全のため柏餅を食すことなどを教わったあと、茶室で宗徧流正伝庵の長谷川宗敏先生らが点てたお茶を飲むなどし日本文化に触れた。
 母親と一緒に参加した山上莉奈さん(21)は「竹内先生から小学生の時に着物の着付けを習った縁で参加させて頂きました。日本文化をこれからも大切にしていきたいです」と話していた。
 次回のワークショップは7月7日に七夕のお茶会を予定している。