消防パレード、車両体験も 春の火災予防運動入り

 20日から春の全道火災予防運動が始まり、30日までの期間中、稚内消防署員らが街頭啓発などを展開し火の用心を呼びかけていく。
 「火を消して 不安を消して つなぐ未来」を統一スローガンに運動初日の20日、稚内消防庁舎前をスタートした消防車両7台による消防パレードが行われ道行く人に車両から「春は火災が発生しやすい時期。火の元には注意してくだしい」と呼びかけていた。
 パレード途中、新光町の大型店舗前で消防署員らが街頭啓発を行い、親子連れらにグッズを配っていた。車両体験もあり、男の子は「消防車に乗れて格好よかった」と満足していた。
 今年2月には1ヶ月で5件の火災が発生しており、稚内地区消防事務組合の本川消防長は「春は風が強く乾燥し火災が起きやすく野火なども発生しやすいので、火の取扱いに十分に気を付けてほしい」と注意喚起している。