地域ならではの取組み オンラインで報告会 武重、木村、嶋崎さんら活動報告
宗谷シーニックバイ
ウェイルート運営代表者会議は16日午後、オンラインで報告会「宗谷Stay(滞在)&Activity(体験)」を開き、稚内など宗谷をフィールドに活躍するガイドや宿泊業などに携わる専門家が夫々の取り組みを紹介した。
観光関係者や一般などから30人が視聴し5人が活動報告した中、ゲストハウスモシリパ運営会社インエーの武重謙代表は「お客様が求めているアクティビティ」と題し、2019年から経営しているゲストハウスでの活動を紹介。宿泊客と接する上で宿泊施設は旅行の拠点になり、旅の案内役を担うコンシェルジュの役割を求められているとし「夕方チェックインし、食事までの2時間ほどの隙間時間の利用をお客さんに求められることがある。モシリパとして案内するなかで、レンタルサイクルを使ってノシャップ岬まで行く人が非常に多く、散歩先としては稚内公園を案内することが多い」と語った。
案内する上で重要視するのは「何を楽しむのか」を心掛け案内しているという武重さんは「ノシャップに行くのであれば、夕日が綺麗な時間帯を薦めたり稚内公園であれば夜景が有名なので、夜景が見える夕方時間やお勧めポイントを紹介している」と報告。北防波堤ドームに関しては文化的・歴史的背景を宿泊者に伝えてあげてから行ってもらえるようにしいると説明した。
ほかには、SEAS(シーモア運営会社)の木村亘代表が大沼湖畔で冬の間、実施している体験型コンテンツのテントサウナなどを紹介。「湖畔から見る絶景や吹雪などの時は南極大陸に近い体験ができることが魅力的」などと語り、ポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツの嶋崎暁啓代表は勇知川でのカヤック体験や大沼周辺でのスノーシュー体験などを紹介し「この地域ならではの自然豊かな場所で様々な体験ができることが魅力です」などと報告した。