時の話題 「賑わった中央界隈」

 きのう信金さんに用事があり中央界隈に行くと相沢は込み合い、年金支給日とあってATMも列ができ、アーケード街では市議会会派志政会が街頭演説を行っていた。
 滅多にない界隈のにぎわいに〝マチ〟はこうあらねばならないとの思いがした。
 少年時代、恵比須に住んでいた筆者(他の人もだが)はアーケードがある中央3界隈をマチと呼んでいた。高林百貨店には食を除く衣・住と食堂があり、隣りのレンバイでは相沢さんなど食料品を売り、レコード店、洋服店、金物・日用品、瀬戸物屋など、そこに行くと何でもあり揃ったものであった。
 それが今ではシャッター街と化し、頑張っているのは相沢さんなど数店しかない。
 稚内信金本店があり市役所、稚内駅に近いことから面目は保っているが、年金支給日と相沢の売出しなければ人通り少なく、昔日の面影はない。
 人口減少と沖底船減船による経済衰退が要因として挙げられるが「ふんどし街」というひょろ長い街の地形によって食品スーパー、量販店が点在化したことが大きかった。
 経済展望見誤った首長らが車社会の急激な到来に頭と心が及ばなかったためであろう。
 この駅前商店街の衰退は全国各地で起きており、大駐車場がなければ淘汰されている。健康のため人はウォーキングするも歩いてスーパーまで買い出しに行くのは少数派だ。
 一時、「地方の時代」が声高に叫ばれたことあったが、正に掛け声だけの画餅に過ぎず地方に政府政策のおこぼれは少なく砂上の楼閣だったといえよう。