台湾東部沖地震へ見舞 日台親善協会 中場会長 粘所長へ電話
日本と友好関係にある台湾で今月3日に発生した地震で台中市など甚大な被害があったことを受け、稚内地方日台親善協会(事務局・稚内観光協会)は中場会長が台北駐日経済文化代表札幌分所の粘信士(ニュン・シン・スゥー)所長へ見舞いの電話を入れると共に書簡を送付した。
稚内の観光関係者らと平成26年6月に友好締結を結んだ台北駐日経済文化代表札幌分所は、これまで会員交流会などを通し互いの情報を交換し、稚内入りする外国人観光客の中で最も多い台湾からの観光客の受け入れ態勢の強化などを行い、友好関係を深めてきた。
中場会長は地震があった翌日の今月4日に電話を入れ、書簡は「この度の台湾東部・花蓮沖を震源とする地震の報に接し、衷心よりお見舞い申し上げます。報道によれば、多くの方がお亡くなりになり交通インフラ等にも甚大な被害が出ているとのこと、憂慮しております。被害が軽徴であることと一日も早いご復興を心よりお祈り申し上げます」との内容。
5日には北海道日台親善協会連合会から支援協力の依頼があり、稚内地方日台親善協会は10万円を義援金として送ることを決めた。後日連合会に預託し台湾に送金することになっている。