週末雑感
心地よい1週間であった。春遅い稚内の春も本格化し、雪が融けコンクリート舗装されている駐車場でサッカーをしている子ども達がいた。
昨年来続いている自民党議員のキックバック事件で39人に対する処分が発表され、塩谷衆議と世耕参議の2人が一番重い離党を勧告された。次に重い下村西村、高木3衆議への党員資格停止との違いは何なのか。元々、秋霜烈日の厳しさを期待していなかったとはいえ玉虫色然とした処分に政治、とりわけ自民党という組織の曖昧さがあらわになった結果とはいえ岸田総理はじめ党幹部はしたり顔のようではある。
選挙事情が絡む麻生副総裁と旧二階派事務総長の武田衆議との確執が表沙汰になるなど実に興味ある処分劇ではあった。
プロ野球の日ハムの意外な健闘、大リーグでのドジャース大谷の一発などあるもサッカーのコンサドーレ札幌がこれまで1勝も上げられない腑甲斐無さには呆れてしまい言葉もない。
そうこうする中、元大学教授の今西一さん(71)の死去とその後の自治体(京都市)の火葬処理と納骨堂に納めていたという事実に疑問を呈す弟さん夫婦の思いを取材したNHKの5日朝の報道には当方驚き、京都市職員(課長)の市として非のない意味合いの発言に怒りさえ感じた。
戸籍を辿るまでもなく元勤めていた北海道の大学などに問い合わせれば車で10分ほどの近くに居た弟さんの存在を確かめることができたであろう。孤独死と勝手に判断した市職員の杜撰さには開いた口が塞がらなかった。