避難所開設など学ぶ 育英館大学で防災訓練

 4日午後、育英館大学で防災訓練が行われ学生らが防災グッズの使用方法など自然災害への備えについて学んだ。
 稚内市の指定避難所になっている育英館大学では、自然災害発生時に避難所運営を担う可能性があることから年一回、学生や教員が防災訓練を行っている。
 学生12人と教員が参加し、市(総務防災課)職員が、稚内市で想定される災害など講話し、サロベツ断層帯があり山や海に囲まれている稚内は土砂崩れや津波被害が発生する恐れがあり、災害発生時には自分の身を守ることから始め、共に助け合う必要性などについて述べていた。
 このあと、学生たちはダンボールベッドやプライベートを守るルームテントの設営など体験し、万が一の災害に備え、避難所の開設について学んでいた。