あすから春の交通安全運動 稚内署前 先駆け出発式と旗波作戦

 5日、稚内署前で春の全国交通安全運動出発式が行われ、参加者が事故のない稚内を目指し啓発活動に努めることを誓った。
 6日から始まる運動を前にした出発式には稚内交通安全協会、稚内市交通安全母の会など11団体から70人が参加した。
 工藤市長(代理川野副市長)が「稚内で1月に交通死亡事故死ゼロ継続日数500日を達成できたのは皆さんの協力のお陰です。1000日を目標に今後も運動を行っていきましょう」などと主催者挨拶した。
 清水目宗谷総合振興局長が「小樽で飲酒運転による悲惨な事故から10年経ちました。道としては特に飲酒運転撲滅に協力して参りたい」、横山稚内署長は「次代を担う子どもたちを守るのが社会の役目であり、市民の皆さんが安心・安全に暮らせるよう全力で取り組んでいきましょう」などと述べたあと、高木稚内署交通課長の出発申告でパトカーなど6台が出発した。
 引き続き、稚内署前で旗波作戦が行われ、参加者は「シートベルト着用」などと書かれた旗を持ちドライバーに交通安全を呼び掛けていた。