商業地 29年連続し下落 1月1日地価 人口減、高齢化など要因

 国交省から今年1月1日現在の地価が公表された。宗谷管内唯一の商業地標準地となる中央3アーケード街は昨年と比べ4・6%下落し平成8年以降、29年連続し下落した。
 宗谷総合振興局によると、管内には稚内市4地点(住宅地3、商業地1)、浜頓別2地点(住宅地)、枝幸2地点(住宅地)の標準地があり、1平方㍍当たりの管内平均価格は、住宅地7500円(昨年対比2%減)、商業地2万2800円(同4・6%減)。
 人口減少や高齢化による地価の下落は歯止めが掛からず、管内で最も変動幅が小さかった住宅地の枝幸では1・4%下落、商業地の中央3は4・6%と変動が大きかった。
 稚内の地価次の通り。
 ▽宝来2―2―2=9100円(昨年9300円)▽こまど4―5―8=1万900円(同1万1100円)▽萩見5―13―8=1万3100円(1万3300円)▽中央3―8―23=2万2800円(同2万3900円)。

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