GWに民泊施設開業 中央アー ケード街 奥山崇・美由紀さん夫妻

 稚内市出身で奥尻島などで働き故郷に戻ってきた奥山崇さん(40)・美由紀さん(43)夫妻が、中央アーケード街に民泊施設「パーチ」を5月のGW中に開業する。オーナーを担う美由紀さんは「旅行者や出張で稚内に来た人が居心地良く稚内を好きになってもらえるような施設にしたい」と張り切っている。
 相沢食料百貨店向かいの以前薬局だった2階建て空き店舗を取得2階を自宅兼民泊として活用し、現在改修中の2部屋を客室、風呂やランドリールームなど共用スペースにする。1階は未定だが、交流スペースとしての活用を考えている。
 交際期間の時から崇さんは仕事で出張など地方に出ることが多く2人で仕事をしながら生活するには民泊が最適と思ったと言う妻の美由紀さんがオーナーとなり、宿泊業を営むことを決意した。
 奥尻で生活してきた時、出張などで仕事に来ていた人や旅行者が宿が足りず宿泊難民になっている状況を見てきたという美由紀さんは「稚内でも夏場など同じように出張の人や観光客が宿が無いと聞いていますので、少しでも旅人らの休息の場になれればと思っています」と開業への思いを語った。
 稚内で電機関係の仕事に就くことが決まっている崇さんの趣味はマンガで「先ずは妻が経営の民泊が優先ですが、1階を旅人らが時間をつぶせるマンガ喫茶などにできたら」と話す。稚内出身の兄弟ユニットSE―NOのファンでジャズなどが趣味の美由紀さんは「1階は音楽好きな人が集まれるスペースにしたい」と互いの夢を膨らませている。
 夫婦2人の楽しみは年明けから毎週日曜日に欠かさず通っている明田副港店のセリ。「日曜日になるのが楽しみです」と語った美由紀さんは「民泊は素泊まりですが、宿泊された方には明田さんなど稚内の美味しい物、稚内のお勧めの場所を紹介し、稚内に何度も来てもらえるようにしたい」と話し、民泊名パーチについては「鳥の止まり木の名が由来で色々な方が集える場所にしたい」と夢を膨らませている。
 料金は一人一泊1万円以内にするべく調整している。夏場など観光シーズンに料金を上げるなどのことはしない。現在、作成中のホームページやSNSなどから予約を受け付けるようにする。
(武田誠司)