食品ロス解消の一助に ここ運営するカフェでランチ提供

 NPO法人「ここ」が運営する港1のコミュニティカフェで19日、家庭で余った食材を使ったランチが提供され、利用者は「とても美味しかったです」と満足していた。
 食品ロスを減らす取り組みとして、事前に食品の協力を呼びかけたところ、市民6人からジャガイモやタラ、サバ缶、コンブなどが提供され、お楽しみメニュー(600円税込)として肉じゃが、タラフライ、サバ缶の卵とじなどご飯を合わせて7品が提供された。
 週4回開設するカフェは平均20人前後が利用するが、19日は午前11時の開店から入れ替わりでお客が訪れ、ランチを食べた女性は「ここのランチは美味しくて何回も通っています。提供された食材でのメニューは美味しかったです」と完食していた。
 大谷由美子代表は「食材の提供を感謝したい。ここの取り組みを多くの人たちに知って頂きたい」と話していた。