時の話題 「スポーツ談議」
きょう開幕した第96回センバツ高校野球が始まったのは100年前の1924年であった。第1回大会の山本球場(名古屋市)を除き今回含め阪神甲子園球場で行われてきた。勘定が合わないのは太平洋戦争、阪神・淡路、東日本大震災により中止されたからである。32校出場し試合が順調に消化されれば30日に決勝戦を迎える。
北海道からは昨年の秋の大会を制した北海が3年ぶり14回目、そして21世紀枠で別海が初出場する。別海は20日創志学園(岡山)、北海は22日に優勝候補の大阪桐蔭と対戦。両チームとも初戦突破は難しいものの、勝負事は何が起こるか分からない。健闘を祈っている。
そして次に控えるは韓国で20、21日に行われる大リーグ開幕戦ドジャース対パドレス戦である。
昨年秋以降の大谷翔平フィーバーが続く中日本ハムに互いに在籍していたダルビッシュとの対決はどうなるのか。2戦目に山本由伸が先発するので興味は尽きない。
そして大相撲春場所に話題は移るが、〝荒れる春場所〟宜しく横綱照ノ富士は休場してしまい、優勝候補かと目された大関霧島は2勝6敗と勝ち越しさえ危ない星取りに。初日の阿炎、2日目熱海富士、3日目宇良、4日目朝乃山と4連敗しスタートに失敗したのが歯車を狂わせたか。場所前の稽古は順調だったようだが、順調の時こそ慎重にどっしりと取らねばならず、筆者思うに性格の真面目さが災いした感はある。
新入幕尊富士、2場所目大の里は恐いもの知らずの快進撃を続けている。新旧交代か。