全国大会で最優秀賞 養老富士見園 分科会での実践研究発表
稚内社会福祉事業団の養護老人ホーム富士見園が、第2回全国老人福祉施設大会・研究会議(昨年11月30日岐阜県)の分科会実践研究発表で最優秀賞に輝いた。
同大会は、全国にある福祉施設が出場し高齢者福祉や介護現場の課題解決のために研究発表や情報共有など目的に開かれている。
今回、全国の49施設が介護現場などに関する研究発表を行う中、養護老人ホーム富士見園の山内正人施設長は「災害はもしもの話じゃない〜防災力強化の実践」と題し、平成28年から事業団として大規模自然災害に備え取り組んでいる防災訓練について発表。年一回、職員全員で防災図上訓練DIG(防災意識を掘り起こすなどの意味)を町内会や消防などとも連携し行っている内容を発表し、最優秀賞に選ばれた。
オンラインで発表する様子を見守っていたという満保常務理事は「最北の街からの発信を評価して頂けたことは嬉しく、山内施設長はじめ職員が訓練を盛り上げてくれたお陰です。今後も職員や利用者の命を守るため継続して行きたい」と話していた。
表彰式は19日、東京で行われる。