4年ぶりに外国人100人超 旧瀬戸邸 中国、台湾などアジア圏増加

 旧瀬戸邸は2月の入館者を集計。シーズン最小利用だった前月(50人)に比べ5倍の250人以上の利用があった。
 わっかない観光活性化協議会が稚内~札幌間で運行した無料往復バス「タロ・ジロ号」や冬観光での東京などからのツアー客による利用で、団体は札幌などから道内137人、道外49人の186人。個人客は道外49人、札幌など道内24人、市内15人、外国人13人の101人。合計287人と前年より68人多かった。
 コロナの入国規制解除で稚内入りする外国人が昨年5月のGW以降から増え、2月末で4年ぶりに外国人利用者が100人を超え113人を数えた。中国19人、台湾18人、韓国・オーストリア各11人、アメリカ10人、香港8人、イギリス・オーストラリア・フランス・シンガポール各3人など。
 スタッフによると、外国人の多くは旧瀬戸邸の建築構造などに興味を持ち「建物の外観や和室、邸内の柱などを興味深く見ています」と話していた。

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