2月末までの降雪420㌢ 稚内市 積雪最高107㌢一斉除雪14回

 稚内地方気象台は昨年11月~2月末までの今冬の降雪量を集計。稚内(開運)は420㌢と平年値に比べ23㌢多かった。
 稚内地方気象台によると、月別の降雪量は11月65㌢(平年値41)12月98㌢(同122)1月168㌢(同129)、2月93㌢(同105)。10㌢以上のまとまった雪が降った日は11月3回、12月2回、1月4回、2月1回の10日間あった。
 冬型の気圧配置が強まり、発達した低気圧の影響や雪雲が入った1月22~25日までの4日間、連続し暴風雪警報が発表されるなど荒れた天候になり、吹き溜まりが激しかった1月24日の積雪は今季最高の107㌢(同44)を記録した。
 今冬は1月にかけて雪の降る日が多くあり、稚内市(土木課)によると、一日で15㌢以上降雪があった場合に実施する生活道路を含めた一斉除雪は、11月13日を皮切りに3月4日までの間に合計14回(昨冬14回)行われた。
 先週8日から9日にかけて10㌢以上のまとまった雪が降ったが、稚内地方気象台の17日までの週間予報によると、最高気温はプラス2~5度と平年より高く推移し、雪融けが進むようだ。