市民出演した動画作成 稚内海保 118番の適正利用PR

 間違い電話などが多い海上保安庁の緊急電話番号118番の適正利用を呼びかけるため稚内海保は、市民の協力で作成したPR動画を同庁公式のユーチューブとX(旧ツィッター)で公開している。
 平成12年5月から導入された118番は全国的に間違い電話などが多く、海上保安庁では昨年の通報約53万件のうち、有効だったのは約5000件と全体の1%しかなく、通報の99%が間違い電話や無言電話などだった。
 1分6秒の動画は稚内海保オリジナルキャラクターの美波稚海が「海の事件、事故の緊急通報として118番を運用しています」と紹介したあと、稚内信金、稚内観光協会、西條稚内店、巡視船りしり、喫茶店「ケープサイド」、ノシャップ寒流水族館、科学館、ハートランドフェリー稚内支店、水夢館、FMわっピー、巡視船もとうらの順で職員・スタッフらが「118番」と呼びかけている。
 稚内海保は、118番通報の正しい利用と重要性を知って頂きたいとしている。