文芸ノース 51号発行 さろんきずな 「図書館で見れます」と梅田さん
ノース工房運営委員会、稚内市障がい者地域活動支援センター「さろんきずな」が発行している文芸ノースが昨年12月で発行から50号の節目を迎えた。
文芸ノースは2012年、ノース工房の利用者から文集を作りたいとの声があったことを機に発刊。利用者が投稿するエッセイ、写真などのほか、福祉に関する情報、「さろんきずなだより」として行事などの様子が掲載され、障がい者福祉施設など関係団体に50部ほど配布している。
発刊当初からエッセイを投稿している和田智恵美さんは「面白い話を書けばいいと最初は気軽に引き受けた。気が付けば10年以上も続けており、自分の生きた証にもなって嬉しい」と振り返り「障がい者の理解促進に繋がることを願っております」と話していた。
編集を担当している梅田敏文さんは「投稿する人が増えて欲しい。文芸ノースは市立図書館で見ることが出来るので是非見て頂きたい」と話していた。
2月には51号が発行され、利用者のイラストや冬化粧した利尻山の写真など掲載されている。