林業の必要性と魅力を説明 林業担い手推進協 大谷高で出前授業

 宗谷地域林業担い手確保推進協議会は6日午後、大谷高で林業説明会を開き、国有林などの手入れや製材工場の魅力について説明した。
 説明会には1、2年生160人が参加し、森谷浩久会長(きょうもく社長)や宗谷総合振興局(林務課)職員の講話を聞いた。
 森谷氏は「林業関係では人手不足や職人の高齢化が課題となっている。森林大国の財産を守るのに必要な仕事である林業を進路選択の一つにして欲しい」と挨拶した。
 このあと、振興局職員から森林を育てるために植えて育てて伐採し、また植えるを繰り返すのが林業であるとし、今はドローンでの苗木運搬、レーザー測量など〝スマート林業〟が行われていることを説明し「林業に興味を持って欲しい」と話していた。
 森谷氏からは自社工場での住宅用建材などの製材作業についてほか専門学校の紹介もあった。