タペストリーも登場 利礼サロベツ国立公園50周年記念し

 稚内市(観光交流課)は、今年で指定50周年を迎える利尻礼文サロベツ国立公園の記念大型タペストリー(絵画風織物)を作成。6日からキタカラなど市内3箇所に掲げ50周年をPRしている。
 1974年9月20日に国内34カ所目、道内6カ所目の国立公園に指定された利尻礼文サロベツ国立公園は、標高1721㍍ある利尻山をシンボルに利尻島と礼文島の約半分、稚内市から豊富町、幌延へ続く海岸砂丘林とサロベツ原野がエリアとなっている。
 国立公園50周年を盛り上げる取り組みとして、利尻山やレブンアツモリソウ、こうほねの家周辺の浜勇知海岸など国立公園エリアの写真を掲載し作成したキタカラのタペストリーは、縦2・5㍍・横3・6㍍の特大サイズを掲示。別サイズは稚内空港、稚内フェリーターミナルに設置している。
 今後はノボリなどを作成し、新年度からは国立公園エリアを巡るスタンプラリーを行い道内外に向けた誘客対策、今秋には記念式典を予定している。担当者は「この地域の魅力を発信し、誘客に繋げていきたい」としている。