前回より20人以上多く参加 小学3~6年対象の楽器体験会

 稚内吹奏楽団の楽器体験会が2日午後、文化センターで小学3~6年生を対象に開かれ子どもたちは金管楽器や打楽器に触れた。
 楽器に触れる機会が少なくなった小学生に吹奏楽に興味を持ってもらい将来的には金管バンド復活を目指す昨年6月に続いて2回目の体験会には親子連れら80人余りが参加。飯沼剛団長ら団員20人余りからトランペットに似た楽器「コルネット」やトロンボーン、アルトホルンなどの吹き方や楽器の持ち方、打楽器の叩き方などを教わった。
 吹奏楽が盛んだった頃、道内各地の小学校に金管バンドや鼓笛隊などがあったものの、今では吹奏楽をやっている小学校は旭川以北では1校もない現状にある。
 昨年6月開催した時より20人以上も多かった今回の体験会の開催に、飯沼団長は「沢山の子供達が、頑張って楽器を吹いている姿に触れ、体験会をやって良かったと思いました。この経験が今後につながるものと期待しています」と話していた。