商工会議所主催し「ハサップ」優位性学ぶ 水産加工業者ら20人参加

 稚内商工会議所主催のHACCP・補助金セミナーが26日午後、経済センターで開かれ、水産加工業の従事者らが食品衛生について学んだ。
 HACCP(ハサップ)や補助金に関する知識を身につけてもらおうと開かれたセミナーには、水産加工業を中心に会場とオンライン含め20人が参加した。
 オンラインで行われたニコア食品安全事業部HACCPリードインストラクターの境章一さんの「食品事業者様の食品安全に対する取り組み」と題した講話では、2021年にHACCP制度が完全施行されているが、GFSI(国際食品安全標準)の食品安全規格を取得するとより安全性や透明性が増すことで輸出など国際的な取引でも有利になることなど説明。「HACCP以上の透明性向上のためプラスアルファで安全規格を考えることが望ましい」などと話していた。
 このあと、補助金の活用などについて2人の講師から講話があった。