北防ドームの光の演出 幻想的に 観光客、市民とも満足

ライトアップされた北防ドームを訪れる観光客や市民

 北海道遺産に指定されている北防波堤ドームが23、24日の夜、青や黄、赤など色彩豊かな色でライトアップされ、観光客や市民が幻想的な光を楽しんでいた。
 JR宗谷線で豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」が運行した昨年9月、乗客へのおもてなしとして初めてライトアップしたが、冬観光で稚内に訪れた旅行者への演出の一環として、午後6時から1時間ほど映画「南極物語」の曲に合わせて青、白、黄色などカラフルな色で演出され、訪れた人たちはスマホや愛用のカメラで写真を撮り「とてもきれい」などと感激していた。
 ライトアップの演出を担当した品田電気商会の品田新一社長は「子どもの頃から馴染みが深いドームがライトアップすることで違う形でドームの魅力が高まったと思います。また皆さんが喜んでもらえることをやりたい」と今回の企画に手応えを感じていた。
 ライトアップが終了する午後7時まで入れ替わりで多くの人達がドームに訪れ、家族4人で見学に来たと言う母親は「想像以上にきれいで休日の思い出になりました」と話していた。
 札幌からの旅行者は「中止となりましたが犬ぞり大会が目的で来ました。ドームのライトアップは良かった。またやってほしい」と話していた。