被災地に職員派遣 稚内開運の農業施設に携わる佐藤さん
北陸農政局管内の富山県氷見市にMAFF―SAT(農林水産省サポート・アドバイス・チーム)として派遣される稚内開建農業事務所職員の佐藤慶典さん(27)の出発式が22日、稚内地方合同庁舎で行われた。
能登半島地震に伴う支援のため、24日からMAFF―SATとして派遣されるもので、佐藤さんは水田に水を貯めるパイプラインの被害調査に当たる。
出発式で山梨稚内開建部長から「不自由な暮らしや経済活動の再開などにはインフラの復旧が必要不可欠であり、しっかりと任務を全うして欲しい。現地は寒いので健康や安全に気をつけてください」などと激励を受けた佐藤さんは「農業施設が大きな被害を受けており、一日も早い復旧を目指し全力で取り組んできます」と述べていた。
佐藤さんは24日から派遣され、3月10日まで任務に当たる。