稚内では8年ぶり開催 漁業士会・オホーツク 太平洋会議

 第25回北海道漁業士会オホーツク・太平洋会議が17日、サフィールホテル稚内で開かれ参加した関係者93人が漁業の繁栄など願い交流した。
 宗谷、オホーツク、根室、釧路、十勝管内の漁業士会が水産業の振興や交流することを目的に開催しているもので、コロナ禍で中止が続き4年ぶりに開かれた。稚内では8年ぶりの開催。
 西野正輝宗谷管内漁業士会長が「高水温による影響やALPS処理水による中国の禁輸など厳しい操業が続いているが、一丸となって連携し乗り越えていきましょう。今年は海難事故なく豊漁であることを祈念いたします」などと挨拶。続いて道水産林務部の津久井技監、大谷由博宗谷管内漁協組合長会長が来賓挨拶した。
 このあと、川島旅館の松本美穂女将ら4人の講話を聞き、夜には交流会が行われ親交を深めていた。