お年寄り 学校に寄贈 養老富士見園から東小へ

 15日、養護老人ホーム富士見園のお年寄りが手縫いした雑巾200枚が東小に寄贈された。
 養護富士見園では、これまで慰問活動などボランティアなど受けることが多かったが、元気なお年寄りたちのやりがいを見出し、地域への恩返しとして、昨年11月から入所する8人が一か月間で200枚の雑巾を手縫いし東小へ寄贈することにした。
 贈呈式には、養護富士見園から水口朋子さん(89)、足立つた子さん(75)が訪れ、青山遼星児童会長ら3人に手渡された。児童会からは感謝の色紙が贈られた。
 水口さんらは「一枚々々、気持ちを込めて作った雑巾を使い校舎をきれいにして欲しい」と話すと、青山児童会長らは「大切に使わせて頂きます」と答えていた。
 養護富士見園では、今後も年1、2回程度雑巾を手縫いし、学校に寄贈する予定になっている。