冬ならではの景色堪能 スノーランド ガイド付きツアー人気

スノーシューで散策する石垣市の人達

高台から大沼を眺める女性2人組

 今月1日から始まった宗谷ふれあい公園スノーランド2024のアクティビティー(行動)の中でスノーシューでのガイド付きツアーに参加した旅行者や市民が、この時期ならではの冬景色を堪能している。
 稚咲内を拠点に稚内豊富などで自然ガイドとして活躍するポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表の嶋崎暁啓さんをガイドに、ビジターセンター前をスタートし森の中へ入り、山を登って展望台や大沼を一望できる絶景ポイントなどを巡る全長約800㍍のコースを1時間半ほどで歩く。
 1日~5日まで道内外の旅行者や市民ら27人が体験。先週末には稚内市職労との友好30周年記念で来市した沖縄県石垣市の自治労石垣市職員労働組合のメンバーも参加し、嶋崎さんの案内で樹木や大沼周辺で生息する動物が雪に残した足跡などの説明を受けながら雪道を散策した。
 晴れた日は大沼を見下ろす山の上からの眺めが絶景で、参加した石垣市の人たちは「稚内ならではの特別な体験ができました」などと喜び、市民の参加も多く稚内在住の女性2人組は「大沼全体が見渡せ、本当に感動的な光景でした」などと好評だった。
 5日現在で今月末までの予約は45人が入っている。嶋崎さんは「夏は入ることができない森の中を新雪踏みしめて歩けるのは今だけです。展望台に着くと一気に視界は開け、結氷した大沼が一望でき観光客や市民の皆さんにもぜひ見ていただきたい絶景です」と話していた。

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