スープカレー店全焼 黒煙上がり一時騒然と

 2日午後3時過ぎ、中央3のスープカレー店「プチ・ガラク」から出火。店は全焼し5時間半後に鎮火した。出火時、10㍍前後の強風が吹き、周囲が黒煙に包まれるなど現場は一時騒然とした。
 近くにいた通行人が「建物から煙が出ている」と消防に通報。火の勢いは強く通報から30分後には、建物の2階部分が倒壊して焼け落ちていた。
 消防車両11台が出動し懸命な放水を行い火は徐々に収まり4時間後に鎮火したものの、右側の空き店舗に延焼したため消火活動が続けられ、午後8時40分に鎮火した。火災時、店裏の共同住宅にも延焼する恐れがあり住人が避難したが、この火災でケガ人はいなかった。
 消防によると、ランチ営業を終えたスープカレーの店主が昼休憩のため自宅に一度、戻っている間に火災が発生したという。
 消防と稚内署は3日午前9時30分から合同で現場検証し出火原因などを調べている。